時代の変化とともに、スポーツの世界でも「昔はこうだった」ということが通用しなくなっています。
スパルタや激しい指導はパワハラともなり、先生や監督、コーチなどと指導する側の人にとってはやりにくい変化だとは思いますが情勢は変わるものであり、それに対応した柔軟性も必要になります。
それでも変わることができずに体罰を与えたり、暴力や激しい罵倒を浴びせるなどの指導者がいるのも事実です。
今回はスイミングスクールのコーチが子供の頭に水筒をぶつけケガをさせるという事件が起きました。
松岡大右が起こした事件の概要
スイミングスクールで、小学生の男児にインストラクターが水筒を投げつけケガをさせ傷害容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは、岡山市北区のスイミングインストラクター松岡 大右 容疑者(36)です。
警察によりますと松岡大右容疑者は今月21日午後7時20分ごろ、岡山市内のスイミングスクールでスクールに通う10代の小学生の男の子に、ステンレス製の水筒を投げつけるなどの暴行を加え、頭に傷を負わせるなど全治1週間のけがをさせた疑いです。
(記事引用元:Yahooニュース)
これに対し、松岡大右容疑者は
「水筒を投げていませんが、落とした水筒が頭に当たってけがを負わせてしまった」
と容疑を否認しています。
こちらが家族から提供されたケガの写真です。
このケガで頭を数針縫ったそうです。
とても水筒を落として頭に当たっただけでこれほどのケガをするとは思えませんが…。
被害にあった小学生の父親は
「こういう状態になったので縫った。(けがをさせた後)救急車も呼ばず処置も何もせず、普段から殴る・罵声を浴びせる・蹴る・どつくのが普通だったんですけど。物もよく飛ぶのは見ていましたけど、ちょっと今回の場合は激しくやっているのでいかがなものかと」
なんとも冷静というか酷いケガでなければ殴る・蹴る・どつく・罵声を浴びせるを許せていたような言い方でした。
そして母親も
「子どもを守っていける仕組みにしてほしい。うちの子がきっかけでもいいので」
なかなか肝が据わっているというか、ケガさえしなければ多少の体罰があったとしてもきちんと躾けて欲しいとさえ取れる言葉です。
自分の子供がケガをさせられたら大騒ぎをするのが今の親かと思っていました。
松岡大右の犯行動機は?
松岡大右容疑者は犯行を否認していますが、なぜ小学生の男児に水筒を投げつけたのでしょうか。
○自分の思い通りに泳げていなかった
○何度指導してもできないことにイラついた
○普段から体罰をしていた
○気が短く手近なものを投げてしまったりする性格だった
むしろ生徒にケガをさせてその容疑を否認しているのですから、反省の態度はないと思います。
その時に限って虫の居所がわるかったとか、嫌なことがあってむしゃくしゃしていたという突発的なものではないような気がします。
松岡大右の顔画像やインスタfacebookは?
松岡大右容疑者の顔画像は公表されていません。
名前も大右と珍しい名前だと思います。読み方もわかりません。
ニュースでは普段読みにくい文字にはカナが振ってありますが、松岡容疑者にはカナを振ってあるニュースが見つかりませんでした。
動画の報道により松岡大右(ダイスケ)とわかりました。
インスタやFacebookで氏名検索をしてみましたが、同姓同名の人もなく該当者は見つかりませんでした。
勤務先のスイミングスクールはどこ?
松岡大右容疑者がインストラクターとして勤務しているスイミングスクールは岡山市北区大元の「ビートスイミングクラブ」です。
岡山県岡山市北区大元1-10-18
(画像引用元:日テレNEWS)
世間の反応
この事件に対する世間の反応がこちらです。
水筒投げたコーチがいるスイミングスクール、子供が保育園の時に通ってたんだよなぁ…
子供が頑張って泳いだり、友達とはしゃいだり、可愛い思い出いっぱいあるから、なんかショックじゃわぁ
暴力が日常茶飯事のスイミングスクールなんてなくなってしまえばいいわ。
ちょっとケガしただけとか思ってたら大間違い、下手したら死んでたかもしれないじゃん。しかも頭。決して簡単には許されることじゃないからね。
なぜコーチが水筒を持ってる?そしてどこから落としてこんな酷い怪我を起きるのか?
ここにも気狂いが居たか、情けが辛い。
36にもなってステンレス水筒なんか投げつけたらどうなるか想像もできないのも情けないけど、言い訳もガキみたいで腰を抜かした
自分がこれをしたらどうなるのか?と想像のできない人も多いと思います。
頭に血が上ったとき、自分がパニックになりそうになったときこそ、目をつぶって深呼吸をする必要がありますね。
まとめ
指導者の中には口で言ってもわからないから体で教えてやるという考えの人もいるかもしれません。
確かに勉強とは違って口で言ってもできない場合が多いと思います。
ですが自分にはできてもできない人もいる。
同じ人間でもそれができる人とできない人がいるということを理解し、冷静な精神でそれをどう教えたらいいのか考え伝えなければいけないのが指導者です。
人に向かって物を投げていい理由はひとつもありません。