『鮫島事件』という言葉を聞いたことがありますか?
「何らかの理由で真実が隠蔽されており絶対に語ってはならない内容である」といった内容のことが書かれている、インターネットの上での事件のことです。事実は誰も知らないと思いますが…。
こんな恐ろしい『鮫島事件』がなんと映画化されました!
それが『真・鮫島事件』です。
では映画「真・鮫島事件」について調べてみます。
真・鮫島事件とは
日本のインターネット上の匿名掲示板2ちゃんねる内で言及され、“ネット上最恐の都市伝説”と呼ばれている都市伝説『鮫島事件』をモチーフとした作成されたホラー映画が「真・鮫島事件」です。
同級生が集まり部活会をリモートで開催したら仲間の一人が変死。これをきっかけに「鮫島事件の呪い」に巻き込まれていくさまを描く、家と外で同時に巻き起こるパニック・オリジナルホラー映画です。
劇場公開は2020年11月27日(金)です。
真・鮫島事件のキャスト、スタッフ
それでは「真・鮫島事件」のキャストとスタッフを紹介します。
キャスト
佐々木菜奈役:武田玲奈
今回、主演の佐々木菜奈役を務めさせていただきました、武田玲奈です。ホラーの映画作品に参加させていただくのは久しぶりでしたし、永江監督と色々とお話をさせていただきながら、作品と役と向き合い作っていきました!特殊な撮影方法で少し戸惑いもありましたが、監督、周りのスタッフさんに支えていただきながら無事撮影を終えることが出来ました!新しいタイプのホラー映画となっています! そして、あの鮫島事件の真相が明らかとなります……!!! 皆さん、少し寒くなってきましたが、さらに背筋が凍るような『真・鮫島事件』をぜひご覧ください!!
(引用元:「真・鮫島事件」オフィシャルサイト)
スタッフ
監督:永江二朗
脚本:永江二朗
原作:2ちゃんねる“鮫島事件”より
『鮫島事件』は平成ネット史上最大の闇といわれる最恐のネット都市伝説です。私は過去2度にわたり『鮫島事件』を実写化してきましたが、SNSが絶大な影響力を及ぼす現在にこそ『鮫島事件』の本当の恐怖を描けるのではないかと感じました。誰も語ってはいけないとされる『鮫島事件』とは一体何なのか? 20年以上前、ネット民を震撼させ、その謎が現在も拡散し続ける『鮫島事件』の真実を是非ご覧ください!……おや、誰か来たようだ。
(引用元:「真・鮫島事件」オフィシャルサイト)
真・鮫島事件のあらすじ
映画『真・鮫島事件』特報
あらすじ
佐々木菜奈は、高校時代の同級生たちと恒例の部活会をリモートで開催したが、仲間の一人、あゆみが連絡もなしに参加してこない。しばらくするとあゆみの彼氏、匠が画面に映り、菜奈たちをどなりつける。「お前らか! 一緒に行ったのは! お前らのせいで、あゆみは…」そう言って、あゆみの部屋を映す。そこには、壮絶な死に顔の、絶命したあゆみの姿があった。「あゆみが言ったんだ。呪いで殺されるって…。呪いってなんだよ。あの話って一体なんなんだよ…!」すると、匠のいる部屋の扉を叩く音がする。扉を開ける匠。すると扉の先は…。
ようやく裕貴、鈴が重い口をひらいた。20年以上前に『2ちゃんねる』ではやった『鮫島事件』という平成ネット史最大の闇と言われる都市伝説があり、『鮫島事件』の真相に触れたものは、必ず呪われて死ぬとされていること。さまざまな説がある中で、発祥とされる廃墟に3人で行ったこと。その時からあゆみの様子がおかしかったこと。『鮫島事件の呪い』は、本当に実在するのか? 『鮫島事件の呪い』を渡されパニックに陥る菜奈たち。呪いが伝染し、死へのカウントダウンが始まる――
(引用元:https://www.toonippo.co.jp/articles/-/420283)
真・鮫島事件のネタバレ、結末や見どころは?
「事件の内容を知ると消されるが、真相は分からない」といううわさ話。
「事件の内容を知ると消される」ため、真相にはたどり着けないから、その事件の真相は誰も知らないと言われている「鮫島事件」のことです。
いったいどんな事件なのか?真相にたどりつくことはできるのか?たどりついたら全員消されてしまうのか・・・
それとも「実際には都市伝説を装ったジョークである」で終わるのでしょうか。
結末はまだわかりません!
都市伝説ではあるが、出演者は大丈夫?
心配されるのは、都市伝説とも呼ばれているけれども「事件の内容を知ると消される」と言われていることですよね。
出演者は消されたりしないのでしょうか?
ホラー映画、特に呪いに関する映画の撮影の時には「お祓い」とかしてますよね。
「真・鮫島事件」の出演者のみなさんもお祓いはしたのでしょうか?
それとも「特殊な撮影方法で」と主演の武田さんが言っているので、実際にはリモートの画面しか出てこないのでしょうか?
いずれにしてもすでに劇場公開日が決定してるということは、無事にクランクアップされているんですよね?
2ちゃんねる鮫島事件とは?
鮫島事件が知られるようになったのは、2001年5月24日に匿名掲示板2ちゃんねるのラウンジ@2ch掲示板に立てられた「伝説の「鮫島スレ」について語ろう」というスレッドでした。
ここはラウンジでは半ば伝説となった「鮫島スレ」について語る
スレッドです。知らない方も多いと思いますが、2ちゃんねる歴が
長い方は覚えてる人も多いと思います。
かくいう俺も「鮫島スレ」を見てから2ちゃんねるにはまった
ひとりでして、あれを見たときのショックは今でも覚えています。
誰かあのスレ保存してる人いますか?
— 22世紀を目指す名無しさん(ID:yWtu.nZk)
これが最初の内容です。
この内容やネット上の反応について断片的な書き込みがされていきましたが、真実はどこにも見つからずその流れの中で、「鮫島=タブー」という暗黙のルールが出来上がり、人が死んだ、公安が絡んでいるなどの情報が追加されていきいました。
タブーとされながらも、ふとしたきっかけから鮫島事件という名前を耳にした人の「鮫島事件とは何か」という書き込みに対して、「ネタだからやめろ」という否定的な書き込みがある一方「あれは2ちゃんの影の部分だ」「あの事件のことを思い出させるな」などの書き込みもあり、断片的な情報だけがたくさん流れることで、「本当のところは教えてもらえないけれど何かあるらしい」というイメージが作られ、「鮫島事件」の名称がついて今でも流布されています。
「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」と2ちゃんねるの初代管理人である西村博之氏が言っています。
2ちゃんねるに限らずネットに書き込まれたことは読む人自身がそれが事実だと確証できなければ楽しむだけにして、それを拡散して人を追い込んだりしてはいけないというようにとらえられます。確証ができ、事実だと検証できない限りは真偽の判断を読む人がしてはならないということなのです。ネタ(嘘やうわさ)をネタとして楽しむ事がネットでのルールであることを示している言葉なのですね。
ちなみに発端となるスレッドを立てた張本人を名乗る者により、事件がジョークであると宣言されています。
それでもなお、今でも「鮫島事件」の話は収束せず、鮫島事件は語り継がれています。
真・鮫島事件の口コミ、評判は?
映画「真・鮫島事件」の口コミや評判を調べてみました。
『鮫島事件』
平成ネット史最大の闇と言われる都市伝説であり鮫島事件の真相に触れた者は必ず呪われて死ぬ…
「2ちゃんねるの呪い 劇場版」にて映画化された鮫島事件が
11月27日に
『真・鮫島事件』となり公開される現代だからできる邦画ホラー
今から期待ですねぇ~https://t.co/9iKPZFNdwH pic.twitter.com/x3uShB70Co— ミミカ・モーフvirtual creature (@mimika_morph) October 6, 2020
この時代に鮫島事件はタイムリーだよなあ・・・(◜௰◝)
制作に踏み切った勇気凄まじいけど、あんな事もありましたし本当今回の関係者様の無事を祈るしかない・・・(◜௰◝)— 真外あかし (@magaiakashi) October 7, 2020
永江二朗監督の『真・鮫島事件』は、単なるホラーにしてほしくない。幽霊がどうのよりも、もみ消された事件や公安警察の動き、ネットの世界から垣間見る日本の闇みたいな部分を描いてくれたらいいな。そうじゃないと、凡百のホラー映画と変わらないし、「鮫島事件」を題材にする意味が無い。
— KaZui (@effortman0109) October 7, 2020
真鮫島事件やるらしいけど、前の鮫島事件って映画も怖い映画だったよね…
— 軽さがほしいたき (@kztaki) October 7, 2020
や、やっぱり怖そうですね(汗)
ホラーが苦手な私にとっては観るのはキツそうかなぁ。
それでも気になっちゃうところがきっとホラー好きな人のツボなんでしょうね。
まとめ
「鮫島事件」はかなり前からあるようですが、それがいまだにネットの世界では生きている。
ネットってその場限りの盛り上がりの世界なのかと思っていましたが、こうして語り継がれるものなのですね。つまりネットに書き込んだことは一生消えないということですよね。
口から出た言葉も、書いた文字も、書き込まれた文字も、言った人や書いた人よりもそれを言われた人、読んだ人の心には永遠に残るものなのかもしれません。
映画「新・鮫島事件」がどんな結末なのか気になります!