11月25日(木)午前、東京都江戸川区東葛西の工事現場で25トンもの重さがあるクレーン車が横転し、運転していた男性が挟まれ、死亡しました。
一体、どうしてこのような事故が発生してしまったのでしょうか?
今回は、東京都江戸川区東葛西の工事現場で発生したクレーン車横転事故について、事故の詳細や事故発生場所、事故の原因などを詳しく調査していきましょう。
工事現場では様々な危険な道具などを扱っているため、日頃から安全対策を万全にして工事が行われているはずですが、今回の事故は予期せぬ事故だったのでしょうか?
それとも何かしらの安全対策を怠ってしまっていたのでしょうか?
では、さっそく本題に入っていきましょう。
東京都江戸川区東葛西でクレーン車が横転する事故発生!
“25日午前9時15分頃、東京都江戸川区東葛西の旧江戸川近くの工事現場で、クレーン車(25トン)が横転し、運転していた男性が運転席とコンクリートの岸壁の間に挟まれ、まもなく死亡が確認された。
警視庁葛西署幹部によると、現場では地盤改良工事が行われており、男性はクレーンで別の小型クレーン車をつり上げて移動させる作業中だった。葛西署は事故の詳しい状況を調べるとともに、39歳の工事関係者とみて男性の身元確認を進めている。”
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/96fa9781ec7e1c80ab3e72ee2684c2b8e6a776a3
クレーン車横転事故が発生したのは、25日午前9時15分ごろのこと。
一般的な工事現場は午前8時や9時ごろから始まることが多いので、1日の作業を開始して間もないころに事故が発生したのではないでしょうか?
当時、クレーン車を運転していた男性は39歳の工事関係者とみて身元確認が進められていますが、25トンもの重さがあるクレーン車が横転し、運転席とコンクリートの岸壁に挟まれたということはかなりの圧がかかったことでしょう。
クレーン車横転事故が発生した現場では、地盤改良工事が行われている途中で、男性はクレーン車で別の小型クレーン車をつり上げて移動させる作業中だったようです。
どうしてクレーンが横転してしまったのかなどまだまだ今回の事故については明らかになっていないことが多いので、今後警察が詳しく調査する予定とのこと。
どうすればこの事故を防げたのでしょうか?
39歳ならまだまだ現役でバリバリ働ける年代ですから、事故で命を落としてしまったことがとても悲しいですね。
亡くなった男性のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
事故が起きた場所はどこ?
クレーン車横転事故が発生した場所は、東京都江戸川区東葛西の旧江戸川近くの工事現場です。
マップを見ればわかるのですが、東葛西の右側(浦安方面)には旧江戸川が流れています。
工事現場の写真を見ると川が見えるので、川沿いのどこかで工事が行われていたと考えられます。
事故の原因は?
25トンもの重さがあるクレーン車がなぜ横転してしまったのか、事故原因については調査中とのことです。
現時点では詳しい原因がわからないのですが、過去にもクレーン車が横転する事故は何件もありました。
・バランスをとる重りが載っていなかった
・クレーン車を固定していなかった
・重量オーバー
・アウトリガーの張り出し不足
・雨で地盤が緩んでいた
など様々な原因でクレーン車は横転してしまっていました。
今回の事故の原因に当てはまるものがあるのか、それとも何か別の原因があるのか、など詳しいことはわかりません。
ただ、安全対策をきちんと行っていれば、ほとんどの確率で事故が起きることはないでしょう。
当時の状況動画画像は
【クレーン横転 作業員死亡】
きょう午前9時半ごろ、東京・江戸川区東葛西の工事現場で25トンの #クレーン車 が #横転 し川に突っ込みました。この事故で作業員の男性が死亡しました。 pic.twitter.com/gaD517pg7J
— TBS NEWS (@tbs_news) November 25, 2020
人が亡くなった。またクレーン横転事故でだ。いったい何度繰り返すのか。どこに倒れるかもわからないのだ。これはもう徹底的な対策が必要だ。人間が作った機械できないはずがない。 https://t.co/gSyDBmdfgW
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) November 25, 2020
恐ろしい…
大型クレーンが横転 運転席に取り残された39歳男性が死亡 東京・江戸川区(ABEMA TIMES) https://t.co/bfxAQq7paL
— neko (ฅ•ㅅ•) (@brokenmirrorbbs) November 25, 2020
クレーン車がバランスを崩したように見えますね。
今回の事故発生場所には運悪く岸壁があったので運転していた男性が挟まれてしまいましたが、もしも岸壁がなかったら命を落とすことはなかったかもしれません。
日頃からクレーン車を見るたびに「倒れないのかな?」と思いますが、実際に何度もクレーン車が横転する事故は発生しているので、念のため近づかない方がいいでしょう。
世間の反応
クレーン免許持ってる側からすると、ほとんどの事故がその対策を実行しなかった時。人間がやるから忘れる時もあると言うなら、クレーンのアームの長さ+αの半径を立ち入り禁止にして、クレーンを遠隔操作するしかない
恐ろしい…
とても大きなクレーン見上げて、「よく倒れないなぁ」と思うもんだが、実際には倒れてるんだよな。横浜かどっかでも今年倒れてたような
クレーン こけすぎやで。
今回の事故を受けて、お仕事でクレーン車を使用している方たちの意見をみていると、「もう少し上のクレーン車を使うべきだった」という声がありました。
25トンのクレーン車で9トンの小型クレーン車を吊るのは無理があったのかもしれません。
無理をせずにもっと上のクレーン車を使用していれば、こんな事故は起きずに済んだのだと思うと悲しいですね。
「とりあえずやってみよう」とかそんなレベルの話ではないので、人の命に関わることにはもっと慎重に計画をしていただきたいですね。
まとめ
今回は、東京都江戸川区東葛西の工事現場で発生したクレーン横転事故についてまとめさせていただきました。
きちんとした対策をしていれば、このような事故が起きることもなく、運転していた男性がなくなることもなかったはずです。
少しでも危険を伴うことには、きちんと万全な対策をしていただきたいですね。
今後このような事故が起こらないことを祈っています。