1月9日(土)午後2時過ぎ、東京・大田区の東急・多摩川駅付近で火災が発生しました。
出火当時、東急東横線と目黒線は一時、全線で運転を見合わせましたが、およそ3時間後に運転を再開しました。
今回は、東急東横線多摩川駅~新丸子駅間で発生した沿線火災について、火事の場所や出火原因、当時の状況、被害情報などを詳しく調査していきましょう。
一体、なぜ火災が発生してしまったのでしょうか?
今後同じようなことが起こらないようにするためにも、出火原因が気になりますね。
では、さっそく本題に入っていきましょう。
東急東横線多摩川駅~新丸子駅間で火事の概要、経緯
“9日午後、東京の東急東横線・多摩川駅近くで線路脇の枯れ草が燃える火事があり、およそ3時間にわたって東横線などが一部区間で運転を見合わせました。
9日午後2時すぎ、東急東横線・多摩川駅近くで線路脇の枯れ草から煙が出ているのを、通りかかった電車の運転士が発見しました。東京消防庁などによりますと、ポンプ車など10台が消火活動を行い、枯れ草200平方メートルと、保線作業に使われる資材などが焼けました。けが人はいませんでした。
この火事で、現場近くを走る東急東横線と目黒線は、およそ3時間にわたって一部区間で運転を見合わせました。警視庁などが出火の原因を調べています。”
東京・大田区の東急・多摩川駅近くで火災が発生したのは、9日の午後2時すぎ。
「枯草が燃えている」と119番通報があり、消防車10台ほどが消火活動にあたりました。
火はおよそ2時間半後にほぼ消し止められましたが、枯草200平方メートルと保線作業に使われる資材などが焼けてしまったとのこと。
火事の影響で東急東横線と目黒線は一時、全線で運転を見合わせましたが、3時間後に運転を再開しました。
また、出火直後に火災発生場所付近で停車した電車では、煙の侵入を防ぐために窓をしめるようアナウンスが流されたとのこと。
最近では新型コロナウイルス感染予防対策のため、公共交通機関の窓は開けられていることが多いのですが、火事の煙で体調を崩してしまう危険性があったのでしょう。
しかし、新型コロナウイルスのことを最優先に考えると、東京では新規感染者が爆発的に増えているので、なんだか複雑な気持ちになってしまいますね・・・。
人身事故や沿線火災が発生し、電車の運転が見合わせになってしまうと、駅構内には大勢の人が密集してしまうので、出来る限りこんな事態にはならないように回避したいところですが、世の中の問題は新型コロナウイルス以外にもたくさんあるのが現実です。
再発防止のためにも、出火原因をきちんと調査していただきたいですね。
東急東横線多摩川駅~新丸子駅間で火事の場所はどこ?
今回、火災が発生したのは東急東横線多摩川駅~新丸子駅間です。
詳しい場所はこちらです。
住所:〒145-0071 東京都大田区田園調布1−53−8
火災によって線路脇の斜面や隣接する公園の枯草などが燃えたようです。
また、この火災によるケガ人はいないとのことです。
東急東横線多摩川駅~新丸子駅間で火事の出火原因は?
今回の沿線火災の出火原因については明らかになっていません。
警察や消防が現場検証を行ない、出火原因を調べている段階です。
「枯草火災」は全国的に注意しなければいけない火災で、特に今時期のような空気が乾燥している時期には注意が必要です。
例えば、タバコの吸い殻を枯草に投げてしまったら、そこが火元となり広範囲にわたって火が広がってしまいます。
また、枯草を燃やそうと焚き火をする場合、野外焼却は法律で禁止されているものもあるので、許可を得なければいけないこともあります。
・焚き火をする時は放置してはいけない
・火が完全に消えるまでその場を離れない
・事前に水バケツや消化器などを準備しておく
・風が強い日や空気が乾燥しているときは行わない
などの条件もあり、今時期は空気が乾燥しているので適していません。
過去には、枯草を燃やそうと火を着けたが、その場を離れたら隣接する住宅に延焼したという事例もあります。
今回の火災の出火原因は明らかになっていませんが、軽い気持ちで枯草に火を着けてしまうと大変なことになってしまうので、絶対にやめましょう。
当時の状況動画画像は?
って思ったら、火事で東急東横線、多摩川で立ち往生。。。。 pic.twitter.com/ManVzGZSbq
— トリング@武相荘(Buaiso) (@Tring3) January 9, 2021
多摩川駅横で山火事発生中 pic.twitter.com/9mEoC49oih
— Sat (@giggleApartment) January 9, 2021
多摩川駅横横で山火事が発生中 pic.twitter.com/nrwAKpqXWg
— Sat (@giggleApartment) January 9, 2021
多摩川駅手前の線路横で火災。 pic.twitter.com/O6nWEhFtMD
— Hicky (@Hicky0424) January 9, 2021
大量の黒煙が線路内に侵入しているのが確認できます。
誰かがいち早く火災に気付いて119番通報したからよかったものの、もう少し遅くなってしまっていたら、さらに広範囲にわたって延焼してしまっていたでしょう。
被害情報は?
今回の火災では、枯草200平方メートルと保線作業に使われる資材などが焼けました。
また、午後2時すぎから3時間ほどの間、東急東横線と目黒線は一部区間で運転を見合わせました。
目撃者のネット反応
沿線そばの火事で? 多摩川駅あたりで車両停止。 乗っている電車は新丸子駅に引き返すそう。
マツパ行こうと思ったら東横線が火事で完全に止まってしまってなくなくキャンセル
多摩川駅そばの線路脇で火事。東横線目黒線ともにストップでJRで帰宅。
なんか駅が混んでます
京急が人身事故でさっきまで止まってたみたい
東横線火事で運転見合わせ!? 神社付近で火災があったみたいですね
怖っ…
まとめ
今回は、東急東横線多摩川駅~新丸子駅間で発生した沿線火災についてまとめさせていただきました。
出火原因は明らかになってしませんが、どの地域でも空気が乾燥しているので、火災が増えています。
外での火災だけではなく、住宅での火災にも十分に注意し、火を扱う際は火のそばから離れないようにしましょう。