厚労省の職員23人が、深夜に送別会を開いていたことが大きな問題となっていますね。
厚労省では主催したとされる課長が更迭されることとなったのですが、この課長とはいったい誰なのでしょうか。
さらに他に処分された方がいるのか、送別会に使った居酒屋はどこなのかについて詳しく調べてみました!
厚労省23人が深夜まで送別会
厚労省の職員23人が、この時期にも関わらず深夜に及び送別会を開いていたことが分かりました。
厚生労働省の職員23人が都内の飲食店で深夜まで送別会を開いていた問題で、与野党から批判の声があがっています。厚労省は、会を主催した課長を事実上更迭、田村厚労大臣の給与を自主返納するなどの処分を決めました。
「歓送迎会は控えて」「会食はできるだけ家族で4人以内」などと、国民に我慢を強いる立場の厚生労働省ですが、前代未聞の事態となっています。
「深夜24時前まで23名で送別会を行っており、飲食等々した事実が確認されました。国民の皆様方の信用を裏切る、そのような形になったわけでありまして、私からも深くおわびを申し上げます。本当に申し訳ありません」(田村憲久厚労相)
3月24日、銀座の飲食店に職員23人が集まり送別会を開いたとのこと。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/03e1dfca897a3fc8db544f0e6ed30a530bbbe042
こちらがその送別会の様子を写した写真ですが、マスクをしている様子もないですよね・・・。
距離は少し離れているように思いますが、今は飲食時以外はマスク着用で話さなければなりません。
この送別会に参加したのは、介護保険などを担当している老健局の職員です。
課長クラスの管理職も含まれているといい、23人のうち10数人は午前0時近くまでいたとのこと。
国民が今こうした飲み会を控えて頑張っている最中、何をしているのでしょうか・・・。
送別会を主催した課長は誰?
この送別会ですが、介護保険などを担当している老健局の職員たちの送別会だといいます。
そして主催した課長は、真鍋馨課長であることが分かりました。
厚労省は真鍋馨課長を大臣官房付に異動させ、事実上の更迭処分を言い渡しています。
真鍋馨の顔画像や経歴は?
真鍋馨課長の顔画像はこちらです。
引用:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/ikei/dl/ikei2016_20.pdf
これまでの経歴も詳しく掲載されていました。
平成9年 保健医療局臓器移植対策室(臓器移植)
平成11年 老人保健福祉局介護保険制度施行準備室(介護保険)
平成14年 ロンドン大学大学院留学
平成17年 保険局医療課(診療報酬改定)
平成24年 長野県健康福祉部長
平成26年 環境省環境保健部石綿健康被害対策室長
平成27年 現職
引用:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/saiyou/ikei/dl/ikei2016_20.pdf
大学は東北大学医学部を卒業されており、医学部から厚労省に入られたんですね。
こんなに優秀な方なのですが、今回大臣官房付となりました。
ちなみに大臣官房付とは、「民間企業の総務ポジション」に当たります。
送別会問題で処分された人、内容は?
そして真鍋馨課長以外の処分ですが、課長補佐や係長など14人を訓告、主査や係員5人が注意処分となっています。
さらに樽見英樹次官を厳重注意、土生栄二老健局長も訓告の処分としました。
この訓告とは公務員の処分に使われる言葉で、「教え告げること、国家公務員の懲戒処分よりも下の法律上の処罰とならない軽い処分」となっています。
要は注意を受けただけで地位は変わっていないということですね。
送別会に使用した居酒屋はどこ?
この問題で使用された居酒屋がどこだか気になりますよね。
銀座ということが分かっているので調べてみると、「ひご家(GINZA)」ではないかということが分かりました。
こちらの報道で「黒毛和牛が有名なしゃぶしゃぶ店」と紹介されていて、
引用:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13112022/dtlphotolst/3/smp2/
こちらの店内の画像と先ほどのこちらの椅子が酷似していますよね。
今回、お店は処分されないのでしょうか?
23時近くまでお店を開けていたことも問題ですよね。
世間の反応
・国家公務員の課長が送別会で更迭なら、銀座で飲んでた国会議員はもっとキツい処罰を受けなければ示しがつきませんね。
しかし、政権や政府がこんな状態で国民に我慢しろと言っても守るわけがない。
・役所は更迭だけで済ませたいのでしょうが、国民感情がそれを許すだろうか。国民にあれこれ指示を出しておきながら、役人は宴会がバレて更迭のみでは示しがつかないのでは。
・まがいなりにも、中央官庁で働く優秀な人たち。そんな人らの集団がこの体たらくというのは、もはやこの課長を更迭するための陰謀だったのではないかと勘ぐってしまう。
あるいは、自分達なら許されるという特権意識か。
・実は厚生労働省の人たちは、飲食店の時短や人数制限が無意味なことを知っているのでは?
いままで、散々煽ってしまったので今さら効果はあまり期待できません…なんて言えないのでは?
さまざまな意見が寄せられていますね。
この時期に送別会とは考えられないことですし、世間の目はかなり厳しいということが分かりますね。
国民が今とても我慢している状態ですので、国家公務員のこうした報道は許されないでしょう。
まとめ
以上、送別会主催の課長について調べてみました。
大きな問題となっていますが、もしかしたら氷山の一角かもしれません・・・。
公務員だけでなく一般の方も、今の時期は気を付けなければなりません。
特に会社をあげての送別会などとなると、マスコミに報じられて問題となりかねませんね。
今は一人一人行動に気を付けていきましょう。