2021年5月2日午後8時半頃、福岡市で男子中学生が車にはねられて死亡するという事故が起きました。
車を運転していた男性は出していたスピードは50~60キロぐらいで、一瞬なのでどうしようもなかったと話していました。
確かに事故は一瞬で起こってしまいます。
あの一瞬さえ気を付けていれば・・・と事故を起こした人のほとんどは時間を戻したいと思うほど反省するものですが、この男性は「逮捕されない自信がある」とまったく自分には落ち度がなかったかのように反省はしていませんでした。
ところが一転し、2021年5月24日この男性は逮捕されたのです。
どうやら事故が起きた原因やそれ以前からもその男性には問題があったようです。
山田穣が起こした事故の概要
過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区の会社員山田穣容疑者(57)です。
5月2日の事故当時、なんと山田容疑者は制限速度を大幅に超える時速100キロのスピードを出していて自転車の男子中学生をはね死亡させた疑いがあるということです。
確か事故後のインタビューでは「50~60キロ」って言ってましたよね。
その倍ものスピードを出していてよくしゃあしゃあと言えたもんです!
”山田容疑者は5月2日、午後8時半ごろ、福岡市早良区城西の市道交差点で、自転車で道路を横断していた中学3年の少年を制限速度を超える車ではね、死亡させた疑いが持たれています。”
(記事引用元:Yahooニュース)
死亡した男子中学生は山田容疑者の車にはねられて15メートル以上も飛ばされたそうです。
かなりのスピードではねたことがそれだけでもわかりますね。
事故を起こした場所はどこ?
事故があったのは福岡県福岡市早良区城西の市道交差点でした。
こちらがニュースで流れた事故現場です。
おそらくここは城西橋だと思われます。
事故当時の映像
こちらがニュースで流れた防犯カメラがとらえた事故の瞬間の画像です。
こちらのニュースの1:26ぐらいから防犯カメラ映像がスタートします。
2台の自転車が横断してきていますが、山田容疑者の車がスピードを落とした感じは全くありません。
しかも事故直後、山田容疑者ははねてしまった男子中学生よりも自分の高級車ベンツの様子を見ています。
人の血が流れているの?と疑いたくなる男性です。
自分のことしか考えてないように見えるのは私だけでしょうか。
山田穣はあおり運転もしていた?
実は山田容疑者はこの事故の直前にあおり運転をしていたという証言もあるのです。
城西で人身事故。
救急隊に心臓マッサージされてる。はねたと見られる車はベンツ。
実はそのベンツに、先程煽り運転されてました
— おかっち@ウーバーイーツ福岡 (@GSOMV5HgMwbwtgY) May 2, 2021
なんとその場にいた方は事故前に山田容疑者のベンツにあおり運転されていたとのことです。
このツイートを見ていると、他にもこのベンツにあおられたことがあるとの証言が他にもでてきました。
私も大濠1丁目の交差点過ぎた付近から、白いベンツに後ろから煽られました。反対車線に出て追い越され、そのあとも何台もの車を煽り、その先で交通事故…。事故現場を見て私も震えました。そしてはねられたのが中学生…。
もう悔しくて悔しくてたまりません。— yumo38 (@yumo382) May 3, 2021
その日におあり運転をしていただけでなく、普段から山田穣容疑者は周辺住民の方からもこんな風に思われていたようです。
「速度も出してるし、危ないなっていうのは常日頃から思ってはいました」
クラクションをならしたりなどの「迷惑運転」も目立っていた山田容疑者は、いつかこうなるだろうと思われていたようです。
世間の反応
猛スピードで男子中学生をはねて死亡させてしまった山田穣容疑者に対する世間の反応がこちらです。
普段から調子に乗って速度を出していたツケ。先行していた第二通行帯の車の陰での見落としと、飛び出しに対する危険予知不足。それにしても自転車の子も車が止まるだろうという感覚かの車道を横断は?中高校生の子を持つ親は自分の子がどんな自転車の運転をしているか把握している親は少ない。
実は、この事故が発生した直後、筆者のもとに「近隣住民」を名乗る方から具体的な情報提供がありました。今回逮捕された人物は3年前にも大きな事故を起こしており、あくまでもその方の印象ではありますが『いつか死亡事故が起こるのではないか…』そう危惧されていたというのです。早速、調べたところ、2018年3月、福岡市内の交差点で衝突事故を起こし、巻き込まれた車がその勢いで銀行に突っ込み、負傷者が出ていたことがわかりました。歩道上の歩行者が巻き込まれなかったことだけが幸いでした。(財)交通事故総合分析センターのデータによれば「事故を起こしやすい特性を持つドライバー」は実際に存在し、3年間に事故を2回以上起こしたドライバーがその後の3年間に事故を起こす割合は無事故のドライバーよりかなり高くなっていることが指摘されています。今回の事故が起こる前に何らかの対策が取れていれば……。そう思うと大変残念でなりません。(ノンフィクション作家・ジャーナリスト 柳原三佳)
中学生もスマホを操作しながら自転車に乗ってる時点で過失の責任はあるやろうな。もちろん自動車の運転手がスピード超過で事故を起こした責任は大きいけど、全て自動車が悪いとは思わないかな。自転車だって子供や若い人は無謀運転が日常茶飯事化してるからな。
イキってベンツで煽り運転、軽トラに接触…更にそのまま時速100キロで…中学生の乗る自転車に接触するまでをギリギリまで流した映像が本当に怖い…
コイツはどうしようも無かったとかふざけた事抜かしてるけど下手な運転で亡くなった中学生が可哀想で本当に許せない
スピードを出し過ぎていた車が悪いと思ってる人は圧倒的に多いですが、今回の事故では被害者の男子中学生の横断にも問題があると思っている人もたくさんいました。
事故はどうしても大きな車両の方が重い罪になりますが、車が止まって当然なのは横断歩道だけです。
だからといって車は車両を堂々とスピード超過して走ってもいいということは絶対にありませんから。
山田穣の顔画像やFacebookは?
山田穣容疑者の顔画像は報道されているニュースより加工したものです。
コロナ禍なのでマスクだけはちゃんとルールを守っているようですね。
どれもマスクをしているので全体の顔画像はわかりません。
Facebookについても調べてみましたが「山田穣」という名前が多数あり、顔画像が投稿されていないため特定できませんでした。
山田穣の自宅や会社はどこ?
山田穣容疑者の自宅はニュースに映っていた画像よりこちらだと思われます。
これはまだ逮捕される前のインタビューに応じた時のものです。
山田穣容疑者は57歳で会社員ということでしたが、勤務先については特定ができませんでした。
ベンツに乗っているのですから結構な高給取りだったのではないでしょうか。
まとめ
誰がどう考えても100キロのスピードで市道を走っていた山田容疑者が悪いのに変わりはありませんが、監視カメラの画像があったことでそれを証明し、さらに男子中学生の横断についても問題視された事故になりました。
確かに自転車に乗っている人もルールを守らなければ命の危険があるのに、守らない人が多くいると思います。
車も自転車も歩行者も、みんながルールを守り、お互いを思いやってはじめて事故がなくなるのではないでしょうか。