2021年6月20日に開催された東京のユニコーンSで、競走馬が突然倒れ騎手が投げ出されるという事故が起こりました。
順調に走り出してまもなくのことです。
倒れた馬は3歳のピンクカメハメハ。投げ出された騎手は北村宏司騎手(40)でした。
ピンクカメハメハと北村騎手にいったい何が起こったのでしょうか?
無事なのでしょうか?
ピンクカメハメハがレース中に急性心不全で北村騎手が落馬
レース中、画面に向かて走ってくる競走馬の中から1頭がいきなり右側のラチに衝突し、乗馬していた騎手が馬場の内側に投げ出されました。
好スタートから好位を取ったが、スタートして500メートル付近の向正面で内ラチに衝突するように転倒して競走中止となった。鞍上の北村宏司騎手(40)は落馬して、馬場の内側に投げ出された。
(記事引用元:Yahooニュース)
私はまだ幼い頃1度だけ競馬場で実際に競馬を見た経験があります。
ものすごい地鳴りがして、それが幼心にとても恐怖を感じました。それほど馬が走るということは力強く、激しいものなのですね。
そんな真剣なレースの最中に、突然競走馬が倒れ騎手が投げ出させるシーンは悲鳴をあげるような出来事でした。
危ない!と思ったときにはすでに馬は内ラチに倒れ掛かるように激突し、なおも走ろうとした瞬間に横に倒れました。乗っていた騎手も投げ出されて動かないのを画面に見て震えました。
北村騎手落馬の原因は?
北村騎手が落馬した原因は乗っていた馬、ピンクカメハメハが突然内ラチに激突した衝撃でした。
あれでは馬を止める時間はなかったでしょう。
ピンクカメハメハは走りながら内ラチに向かって走りながら、まるでラチを倒すかの如くぶつかって倒れたのです。
その反動で北村騎手は乗馬の内側に投げ出され、かなりの高さから落馬してしまいました。
ピンクカメハメハはその場で死亡が確認され、急性心不全が原因であることが判明しました。
走りながらの急性心不全だったのですね。
ラチにぶつかったときはまだ走ろうとし、倒れても一度は起き上がる素振をみせたもののすぐに倒れ動かなくなっていました。
当時の状況動画
こちらがピンクカメハメハがラチに激突し、北村騎手が落馬したときの画像です。
東京競馬場11R #ユニコーンS(GIII) 競走中止したピンクカメハメハ(牡3)は、急性心不全とJRAから発表!北村宏司騎手の落馬瞬間 #東京11R #落馬 pic.twitter.com/K06pqZxJIr
— フィリピン留学ナビ Web制作・強運馬券 (@kimtaku) June 20, 2021
倒れるとわかっていてから見ても、衝撃的で悲しい動画です。
ピンクカメハメハがこのまま急死したと知って見ると、最期の息絶える姿に涙がでます。
そして落馬した北村騎手もかなり高い場所からの落馬でしたし、打ち付けられるようにして落ちているのでとても心配になります。
北村騎手の容態は?
落馬した北村選手は右足を痛がっていて東京・府中市内の病院に搬送されたということです。
その後の容態はまだ発表になっていませんが、右足を負傷したのでしょうか。
あの落ち方だと右足だけではなく、全身を打っているように見えるのでとても心配です。
ただ落馬後は自力で立ち上がり、両脇をかかえながら救急車に乗ったということです。
意識はあったようなのでそれだけは少し安心しました。
世間の反応
ピンクカメハメハが急性心不全により死亡。そして落馬した北村宏司騎手について世間の反応がこちらです。
危険な倒れ方したから、嫌な予感はしてたがやはりダメでしたか…
急性心不全だと事前に防ぎようもないしなぁ…
競馬ファンとして、競走馬のレース中の死を見たり予後不良になったりするのを目の当たりにするのはいつになっても辛い…
どうか、安らかにお眠りください。
ラチがへこむほどの勢いでぶつかり、ジョッキーは内馬場のほうへ飛ばされたから衝撃はかなりヤバいと思う。
とにかく限りなく軽傷であることを祈ります。
そしてピンクカメハメハ。
ついこのあいだサウジで勝って
夜中にめちゃくちゃ絶叫してた。
本当につらい。
ご冥福をお祈りいたします。
ウマ娘きっかけで競馬観始めた初心者だけど、あんな倒れ方は初めて見た。
さっきまで走ってた馬が亡くなって、これからの活躍を楽しみにしてただけにどんな気持ちでいて良いのか分からない。
関係者の皆様、お悔やみを申し上げます。
SNSではこれを笑いのネタにしてる人も居るのが本当に腹立つ
他の馬を巻き込まずに済んだのが奇跡と言えるくらいの倒れ方だった。疑問に思うのは競争中の心不全で制御不能になって倒れたのか?それとも倒れた衝撃で心不全になったのか?アスファルトに投げ出される形で落馬したジョッキーも心配。背中からいったので受け身は取れてた方だと思うけどバイク事故並みの衝撃だろう。あらためて競馬って命懸けだと感じる。
命の尊さは人間も動物も同じだと私は思います。
その生涯を命ある限り一生懸命に生きている。命をあたえられた物の姿は同じではないでしょうか。
人も動物も急死というのは受け入れがたい悲しみですね。
あの落馬の仕方を見て、北村騎手もとても心配です。
まとめ
競馬での事故はたびたびあるようですが、競走馬が急性心不全でその場で亡くなるという悲しい事故が起きてしまいました。こればかりは事前に予期することはできなかったでしょう。
落馬した北村宏司騎手も意識はあったようですが、かなりの落ち方をしたのでとても心配です。騎手の方は軽いし、受け身などの訓練もされているとは思いますが、本当に危険ですね。
高い所からの落馬でしたが、考え方によっては場内に落馬していたら後方の馬とぶつかっていた可能性もあります。
ピンクカメハメハが最期の力を振り絞ってラチにぶつかり、自分に乗馬していた騎手を守ろうとしたのでしょうか。