郵便局員が郵便物を捨てていました。
しかも大量の郵便物で、なんと捨てただけではなく持ち帰って家にもあったということです。
配達されなかった郵便物には新型コロナワクチンの接種券もあったそうですが・・・
なぜ郵便局員が郵便物を配達しなかったり、捨てたりしたのでしょうか?
原康之が郵便物を捨てた概要
「昨年11月ごろから配り切れなかった郵便物を持ち帰っていた。今回初めて捨てた。配達の仕事が向いていない」
配達の仕事が向いていないから、郵便物を持ち帰っていて、今回は捨てたと。
そんな郵便局員はまだ20歳の男性でした。
約7000通の郵便物を雑木林周辺に捨てたとして、大阪府警黒山署は18日、美原郵便局員、原康之容疑者(20)=大阪府富田林市中野町3=を郵便法違反の疑いで逮捕したと発表した。原容疑者は「配り切れなかったので捨てた」と容疑を認めている。郵便物の中には新型コロナウイルスのワクチン接種券も含まれていた。原容疑者の自宅からは他に約4000通の郵便物が見つかっているという。
(記事引用元:Yahooニュース)
7000通もの郵便物ってどのくらいの量になるのでしょうか。
ポリエステルの袋13袋だったそうです!
捨てているところを散歩していた男性に目撃されて通報され逮捕されました。
いくら雑木林といっても13袋も捨てていたら中身がわからなくても通報されますよね。
しかも中身はゴミなどではなく郵便物でした。
絶対に届けなくてはいけないものです。それが郵便局員の仕事です。
それなのに仕事が向いていないという理由で、配り切れなかった郵便物を家にも持ち帰っていたとは驚きですね。
原康之が郵便物を捨てた場所はどこ?
逮捕された原康之容疑者が郵便物を捨てたのは堺市美原区内の雑木林周辺ということです。
雑木林がありそうな区域には見えませんが、ゴルフ場はあります。
山林はないようなので、木がたくさん生えている場所に捨てたのでしょう。
あまりにも幼稚で唖然としました。
原康之の顔画像やfacebookツイッターは?
原康之容疑者の顔画像は公表されていません。
SNSについて調べてみました。
まずFacebookですが、こちらを氏名検索すると「原康之」さんが大勢いました。
原康之容疑者のものと特定できるアカウントはありませんでした。
Twitterについても調べてみましたが、こちらも複数の同姓同名を見つけましたが特定することはできませんでした。
美原郵便局の内情は?
いくら若いとは言っても原康之容疑者も20歳です。
郵便局で働く以上、郵便物を配らないで持ち帰るとか捨てるとかがやってはいけないことと判断できたはずです。
それが2021年11月頃から配り切れない郵便物を持ち帰っていたということですから、そのころから配達量が増えたのでしょうか?
年賀状などは減っていると聞きますが、時代はネット社会です。
通販で購入した者も郵便として配達される場合が多いですから、もしかしたらコロナ禍で郵便物も増えていたり重くなっていた可能性もあります。
だとしたら自分には配達しきれませんと上司に言うことはできなかったのでしょうか。
持ち帰って家にあるくらいですから言えない性格だったのかもしれませんし、言いにくい職場環境だったとも考えられます。
原容疑者が勤めていたのは大阪府の美原郵便局ですが、この郵便局の内情について詳しいことはわかりませんでした。
こんな投稿がありました。
”郵便局員です。
ちゃんと郵便を捨てたら捕まるってのを教育されてるのか?ってコメントがたくさんありますが、しっかり教育されてますよ。
ホントに、研修でもしっかり教えこまれるし、その後こういう事件が起きる度に、ミーティングで研修があります。
それでもやってしまう人がいるんです。
一人に割り当てられる郵便は、大半の人はちゃんと配達しきれる物数です。
でも、新人だったり、配達が遅い人だと、たまに配り切れない人もいます。
そういう人に厳しくしてしまう人がいる局がこういう事件を起こしてしまうんじゃ無いか?と思います。
多分追い込まれて追い込まれて、こういうことになるんじゃ無いかと。
配達し切れない郵便は持って帰ってきなさいと指導されてますが、そういう人に厳しく接する人がいるのも事実です。
それを無くしていく指導が郵便局全体で出来なければ、またこういう事件が起きてもおかしく無いと思います。”
もしかしたら、原容疑者は体力もあまりなく他の人と同じ量であってもこなせなかったのかも知れません。
それを郵便局に持ち帰るよう指導されていても、怒られるのが怖くて、怒られるのが嫌で、配らずに家に持ち帰りいよいよ保管場所もなくなって捨てたのかもしれません。
もちろん悪いのは郵便物を届けることをせず、捨てた原康之容疑者です。
絶対あってはならないことですから。
でも背景にはなにか大きな改善すべき理由もあるようです。
世間の反応
郵便物を捨てたことに対する世間の反応がこちらです。
仕事合わないようなら辞めるという選択肢はなかったのかな。捨てた郵便物の中には大事な書類等もあったでしょう。「捨てる」ではなく正直に「配達できなかった」と言うべき。それを言えない職場にも問題あるのかも知れないですね。
郵便物には個人情報も含まれますし、運転免許の更新を案内ハガキで知るような人もいるでしょう。
今回、誰かに持ち去られ悪用された様子はないようですが、捨ててあるのを誰かが持ち帰っていれば発覚していなかった可能性もありますね。
書留などの配達記録がない郵便物は途中で抜かれたり、消えても受取人は確認のしようがないので困りますね。
もしかしたら、今回のように配達しきれなくなって自宅に持ち帰りシュレッダーや焼却処分などをされている一種の完全犯罪的な不着が全国のあちこで 起きているのかもしれませんね。
嘘ついて報告されたら、その嘘に責任が発生します。回りきれませんでしたと報告すれば、量を減らしたり、部署を変えたりとできます。回りきれなくて解雇はありません。
若いとわからないかもですが、それも教えてあげなきゃいけないのかもしれません。
信書を捨てることがいかにヤバいことか、知らないのでしょう。
公務員だったころは、郵便局員ともいえど公務員試験を受けていた、つまり最低限だとしてもそれなりの教育を受けた人間しかなれなかったのだ。
そして民営化されてそれらの試験はなくなり、そして赤坂局のカードを盗んだ奴とか今回の事件のような奴でさえ入れてしまうようになった。
この職員の質の低下も大きな問題だと思うのですが改善はできるのですかね……?
色んな反応があります。
確かに絶対にあってはならないことで、受け取らなかった人は事情を知らなければ来なかったものとして生活しています。大切な連絡も受け取れずに。
でも言い出せなかった体制にも問題があると思う人、民営化されて職員の質が低下したと考える人・・・
この原容疑者の逮捕が氷山の一角であるとしたら怖いですね。
まとめ
郵便局では本当に大切な物を預かっています。
宅急便などの荷物以外はすべて郵便局から受取人に配達されます。国からも県からも、そして個人や事業所からも。
うちにも毎日のように郵便物が届きます。中にはDMとか要らない郵便物もありますが、大切な連絡の方がたくさんあります。
どんな理由があったにしても、個人の受け取るべきものを捨てたり自宅に隠しておくのは絶対にあってはならないことでしょう。
郵便局のこれからの体制を見直すことも必要ではないでしょうか。