ロシアとウクライナ情勢が悪化している現在。
2022年2月26日に、ウクライナ沖の黒海で日本の貨物船が被弾したことが分かりました。
「ナムラ・クイーン」という貨物船が被弾したようなのですが、日本の船主会社はいったいどこなのでしょうか?
詳しく調べてみました!
ナムラ・クイーンが被弾の概要
概要はこちらです。
ロイター通信によると、ウクライナ南部オデッサ州の港付近で25日、パナマ船籍の貨物船「ナムラ・クイーン」が砲撃で損傷した。日本企業が運航に関係している可能性がある。負傷者は報じられていない。ロイターは、乗員は避難したと伝えた。
船舶情報サイトによると、愛媛県今治市の会社が船主として登録されている。
インタファクス通信によると、ウクライナ当局は、船尾にミサイルが当たり、プロペラに損傷を受け、出火したと明らかにした。
ロイターによると、ウクライナ当局は「ロシアが攻撃した」と述べた。同船は穀物を積んでいた。当局は「火災は制御下にある」と述べた。
ロシアのウクライナ侵攻で緊張が走っていますが、なんと日本の貨物船も砲撃を受けたと報じられているのです。
愛媛県今治市の会社が船主ということ、また負傷者はいないということでまずは安心しましたね。
ではいったいどういう会社が、砲撃を受けてしまったのでしょうか?
船主会社はどこ?企業は日鮮海運?
愛媛県今治市の会社と報じられていますが、船主会社を調べてみました。
『貨物船が被弾、日本企業運航の可能性』とかいう共同の記事のやつ、海外メディアでは詳細出てて日鮮海運ってはっきり書いてあるから間違いないね。ロシア海軍からの攻撃だそうな。他にも船員が全員ロシア人のタンカーまで攻撃されてたりしてて見境なく攻撃してる感じ🙄https://t.co/My54ABOIKR
— SHIGE🇺🇳 (@shigezzo) February 25, 2022
どうやら「日鮮海運」という会社のようですね。
厳密には、船主は日興汽船、管理者は日鮮海運であることも分かりました。
砲撃で損傷した船ってこれか
船主は日興汽船
管理者は日鮮海運
となってるな
多分日本関連で間違いない pic.twitter.com/ATw5C12G5Y— たけむら たくと #1VER (@tt100409270616) February 25, 2022
ではこの「日鮮海運」とはどのような会社なのでしょうか。
日鮮海運の場所はどこ?
「日鮮海運」の場所を調べてみました。
グーグルマップで調べてみると、〒794-2305 愛媛県今治市伯方町木浦甲829−1と出てきます。
地図でいうと、こちらの建物のようですね。
しかし会社のホームページなどは見つかりませんでした。
ネットで調べると、この日鮮海運の社長として阿部克也社長の名前が出てきます。
http://cruise-ferry.main.jp/wp-content/uploads/2021/04/2021-5-21-バリシップ国際会議%E3%80%80海事プレス社.pdf
こちらの記事に名前と顔画像はありましたが、特に詳しい経歴等は分かっていません。
ナムラ・クイーンの被害状況は?
ウクライナ沖で日本企業運行の貨物船ナムラ・クイーンが被弾。「2隻の船が被弾し1隻は日本の日鮮海運が所有するナムラクイーンでミサイルが当たった、死傷者は報告されていないが1人が負傷」pic.twitter.com/0IDb1YIkE0
— ロアネア@最多情報源バズニュース (@roaneatan) February 25, 2022
こうしたリアルな映像を見ると、被害状況が本当に心配になります。
ですが現時点では負傷者はおらず、全員避難したと報じられています。
それだけでも安心ですよね・・・。
ロシア海軍から攻撃を受けた日興汽船のばら積み貨物船ナムラ・クイーン(パナマ船籍) さてどうする日本政府…もう遺憾だ!のレベルでは済まされないぞ…?#ウクライナ情勢 pic.twitter.com/y6hraHEn4q
— なの班長@予定は未定 (@NANOTORA) February 25, 2022
毎日緊迫した状況が伝えられ、日本も遠い国で起こっていることというレベルではなくなってきています。
実際に日本の船が砲撃されたとなると、日本政府はどう動くのでしょうか。
世間の反応
・一先ず乗組員の方の安全を願っています。
もしロシアによる攻撃だった場合、日本政府はどのような対応を取るのか注視しなければならないと思います。
集団的自衛権の行使という話にもなってくると思いますが、現在の政権であれば遺憾だとかなんとかで終わらせる気もします。・乗組員の皆さんが避難したとの報道に安堵しました。避難後戦火に巻き込まれず安全確保できるよう、日本が尽力してもらいたいと、思います。
経済制裁への報復でしょう。今後経済制裁の強化に比例し、更にロシアの日本に対する明確な攻撃が、露骨に増えると想定されます。
自衛隊の派遣を日本は予定していない為、攻撃の都度経済制裁を強めるのだと思いますが、それでは埒が明かなくなるのは、明白です。
政府は、今後の方針を早く国会で、説明すべきだと思います。・今後のためにも
平和憲法だのという理想を掲げて、国の行く末を思案するのではなく、最低必要な積極防衛を可能にできる憲法に、1日も早く進めるべき!
現行の平和憲法では、攻撃を受けても、その攻撃を行った相手基地を、こちらから攻撃は出来ない縛りになっている。
攻撃を仕掛けた基地には、積極防衛として攻撃を行い叩ける憲法に改憲すべき!
そうでなければ、また遺憾砲で終わる!・日本の船舶と知ってての攻撃でしょうね。今の侵攻の勢いだと止められなく、露の侵攻はウクライナ止まりでないという噂も出てます。もし西にこのまま侵攻するようであれば、NATO軍は初めて軍を派遣して侵攻止めに真っ向から戦うことになる。全面戦争になりかねません。気になる中国の動き。露に波長合わせしているような気がする...。実はアジアの危機も迫っているのではないかとても不安。
ロシアの侵攻はウクライナと報じられていますが、それ以外の国にも出てきて大戦争になる可能性もあるのでしょうか・・・?
さすがに大変な事態になってきたように思います。
日本政府の動向に注目ですね。
まとめ
以上、ナムラ・クイーンの砲撃について調べてみました。
愛媛県の日鮮海運が管理していると分かりましたが、まず被害状況がないと言われていることが安心です。
これで日本人に被害が出た場合、本当にどうなってしまうのでしょうか。
この問題は、目を背けてはいけない問題です。